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Posted by ミリタリーブログ  at 

2018年03月11日

サイドマウントドットサイト1

最近はロシアの治安部隊や軍の部隊でも20mmレールの光学機器を使っている写真を見ますが、東側装備にはやっぱりサイドマウントに直につける光学機器が似合います(断言)

今日はいくつか素敵なドットサイトをご紹介したいと思います。

Bel-OMO PK-Aドットサイト

ベラルーシーの光学機器製造業者であるBelOMO(Белорусское оптико-механическое объединение, ベラルーシ光学機械合同)製のダットサイトです。名前の通りいくつかの工場が合同会社を作って設立されたものです。
PK-Aにはこのロゴがついていますが、これはミンスク機械工場製を意味します。
まるでPSO-1の両端をぶった切ってドットサイトにしたような…といいますかPSO-1初期型にあったIRフィルターを回すノブのベース部分(本体右側面から飛び出した円柱状構造)があるため、おそらくPSO-1の金型を使いまわして生産していると思われます。さすが旧ソ連構成国…

フロントのコーティングは赤系ですが、覗いた時の視界はブルー系です。ドットの明るさもしっかりあり非常に見やすいです。
欠点としてはPSO-1のように左にややオフセットされた位置から照準を合わせる必要がありドットサイトなのにPSO-1と同じような照準のつけ方を強いられます。

マウントはSVDタイプっぽく見えますが、これはユニバーサルマウントで、マウント右端に引っ掛けてロックするためのネジが追加されており、SVD・AKマウント両方に用いることができます。
ただしAKの場合は取り付けに気を付けないとサイトの出っ張りとトップカバーとのクリアランスが1mmもなく横1文字に傷をつけるためお勧めできません...
AKにつける際は、こういった汎用のハイマウントに付け替えて使うと幸せになれます。

AK-74に装着したところです。

やや左にオフセットされています。ハイマウントだとフロントサイトなどが視界に入らず照準しやすいです。

Bel-OMO PK-AA(PK-A Venezuelan)
 
 

PK-Aの派生型の一つです。ベネズエラ軍で主に使用されているもので、デザインを見るとあんまり似ていません。マウントはAK用でがっちり固定できます。特徴として電源が単3電池1本になっている事(PK-AはLR44 2個)、サイトの位置がほぼAK-74の中心に来る事があります。
フロントのコーティングと視界はPK-Aと同じ仕様です。

リブ付きのAK-74ではクリアランスが…
 

PK-Aと違いサイトがほぼセンターにきます。ただ、フロントサイトとリアサイトがガッツリ視界を邪魔するので、ハイマウントPK-Aのほうが見やすさでは上です。

あとPK-01VSも発注しているので、届き次第更新しようかと思います。

小ネタ
AK用の汎用サイドマウント(1000円程度)と廃材の木ブロックで作ったダットサイト・スコープ展示用のアイテム。
作るときはPSOタイプのスコープの場合重心が左により倒れる事があるので、マウントの高さに注意してます。
展示もいい感じにできるし、管理もしやすいのでお勧めです。
  


Posted by East side freek  at 17:25Comments(0)光学機器Bel-OMO